アトラクティブ - 均一な色・サイズの茶葉によって判断される質。
オータムナル - 質の良い紅茶が栽培される、紅茶の旬の季節。
ベーカリー - 焙煎工程で温度が高すぎてしまったため、茶葉の水分が失われて生じる好ましくない味。
ボディー - 充実度・豊かさ・強さを備えた紅茶。
ボールド - 一定の等級には大きすぎる茶葉。
ブライト - 鈍かったり、生気の無い感じとは反対に、生き生きとした様子の紅茶。
ブリスク - 気が抜けて穏やか菜感じとは対比的な「活きている」紅茶。
バーント - 製造工程で過度の熱にさらされたのが原因の紅茶の好ましくない香り。
セイロン - インドの海岸から離れたところにあるこの島では、素晴らしい紅茶が収穫されます。現在ではスリランカとして知られているこの国は、かつてコーヒーの産地として有名でした。1867年にジェームス・テイラーというスコットランド人が19エーカーの茶園に種を植えたのが紅茶栽培の始まりです。
キャラクター - 紅茶の持つ質で、これにより紅茶の産地や栽培方法などが特定できる。
チャンキー - 大きなサイズの茶葉の紅茶。
カラー - 紅茶の色合いの深さの基準。収穫季節、収穫方法、等級などによって決まる。
コパーリー - 抽出した紅茶の色、もしくは質を示す用語。
クリーム - 紅茶をいれた後に冷ます過程で出る「濁り」のこと。
CTC - 「カット・トーン:クラッシュド」(切る、裂く、押しつぶす)と呼ばれる効率的な紅茶の製法の一つ。20世紀になって、この機械化された紅茶の製法より優しいオーソドックス製法も使用されるようになった。
カット - オーソドックス製法で使用する「ローラー」ではなく「ブレイカー」と呼ばれる機械を使用した茶葉の製法。
ドライ - 軽く煎るか高温で焼いて乾燥させる。また、加工し過ぎてしまった紅茶の質を示すこともある。
ドゥール - 光沢や生き生きとした感じが欠けている状態。
イーブン - 水色が均一で、ブライトもしくはコパーリーな紅茶を示す用語。
ファイヤリング
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この工程は単に加熱するだけです。発酵した茶葉に摂氏50度一定の温度を加え続けることで発酵を止めます。この時点で紅茶の茶葉は黒くなり、茶葉が元々持っていた2-3%の水分を除けば、ほぼ100%乾燥した状態になります。加熱をし過ぎると紅茶の良い香り・水色・味を損失してしまいます。この工程は紅茶を作るのにとても重要で、ウーロン茶、そして緑茶も短い時間ですが同じようにある工程で加熱されます。 フレーキー
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不適当に萎んで、ロールをかけられた平たくて開いた茶葉。 フラット
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通常、古いかもしくは不適当に貯蔵していた紅茶の示す特徴。紅茶の持つ活き活きとした感じが失われている。 フラッシュ
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茶葉が新しく栽培され、そして紅茶の苗木が新芽を持つ季節。フラッシュは平均年に3回だが、年間を通して気温の高い地域では、年に10回ほどのフラッシュもある。 フル
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フルボディーの水色・強さを持った紅茶を表現する用語。 ゴールデンチップ
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適切な萎れさせ方・ロールのかけ方をした質の良い紅茶の中に見つけられるもの。 グレイニー
- 硬い茶葉。 グリーン
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典型的なファーストフラッシュで、深みの無い紅茶。概して望ましくない質であることが多い。 ラージ
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茶葉の等級・サイズの一つ。等級の割に大きすぎる茶葉のことも指す。 ミルド
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カッターマシンによって切断され、ひかれた茶葉。 ミックスド
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異なる等級の茶葉を混ぜたもの。 モルディ
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不適当に貯蔵されたり、湿気にさらされてしまった古いカビの生えた茶葉を指す。
ムスティ
- カビ臭い茶葉。 ニート
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上手に仕上がった、魅力的で望ましい品質の茶葉。 オールド
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茶葉が古く、香り・色が失われてしまったもの。
オーソドックス
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紅茶を加工するために長い間使われてきた製法で、大変丁寧にすべて手仕事で行われる。今日でも高級品の一部はこの製法で加工される。 ポリフェノール
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紅茶の成分で、紅茶の仲に30%が溶け出す。ガン予防効果、免疫効果、酸化防止効果があることが、現代科学で証明されている。 パンジェント
- 大変活発な見た目。 ラグド
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ムラがあり、見た目が均一ではない茶葉。 ローリング
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茶葉をねじることで傷を付け、酸素に触れさせる作業。この化学的な工程が酸化と呼ばれる。ねじられた茶葉エッセンスがゆっくりと溶け出し、スムースでマイルドな紅茶となる。 ショッティ
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大変よくねじられた茶葉で、通常オーソドックタイプの紅茶を指す。 スモール
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通常よりも小さいサイズの茶葉。 ストーキィ
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茶葉を摘む際に茎のところまで大きく摘んでしまったため、茎が見が見られる紅茶。 ストレングス
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口の中で現れるボディ。 スタイリッシュ
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きちんとして、質の良さが分かる茶葉の見た目。 シン
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萎れすぎたか、発酵が不十分であったことが原因でボディが失われた紅茶。 ツイスト
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ホールリーフの紅茶に使われる場合、茶葉がロールされていて、大変丁寧に仕上げれらた様子を指す。 ウェルメイド
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茶葉の色、きめ、サイズすべてが大変素晴らしい様子。 ワイルド
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季節の最後のほうの紅茶に見られる、望ましく無い質。見た目も粗く、ボディが無い。
ウィザニング
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摘みたての茶葉から水分を取り去る工程。茶葉を涼しい部屋でトレーの上に広げられ、24時間萎れさせる。その結果、茶葉は柔らかくなり、重量は半分50%に減少する。
発酵
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この工程は主に紅茶特有の工程です。萎れさせてロールをかけた茶葉は再び台の上に広げて、5時間ほど発酵させます。ウーロン茶の場合はさらに少ない時間発酵させ、緑茶の場合は全く発酵させません。発酵が進むにつれて茶葉の色はだんだん濃くなります。この工程が紅茶の味を決定し、紅茶の特徴をはっきりさせるため、「究極の一杯」を完成させるためには非常に大切な工程といえます。